高齢者見守り家電とは?おすすめ商品7選から選び方まで

高齢者見守り家電とは?

高齢化の加速に伴い、家電を活用した高齢者の見守りサービスが続々と登場しています。

そんな中、離れて暮らす親が心配で見守り家電の導入を考えているが、種類が多すぎて選べない
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、高齢者見守り家電の種類を整理しながら、おすすめ製品7選について紹介していきます。
また家族に合った高齢者見守りサービスの選び方まで解説しています。

ぜひ見守りサービス導入のご参考にしてみてくださいね。

こんな高齢者見守りサービスをお探しではありませんか?
  • 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
  • Wi-Fiや設置工事が必要ない
  • 誤検知や無駄な通知がない

現在、上記のようなサービスをお探しでしたら、ぜひとも私どもの「ハローライト」をご検討ください!ハローライトは電球のON/OFFで離れて暮らす親の安否確認ができる見守りサービス。初期費用0円、月額料金1,078円だけで利用可能です。設置にあたりWi-Fiや工事は不要。クロネコヤマトスタッフが電球の取り換えを無償で行ってくれます。

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ハローライトについて詳しくはこちら
目次

高齢者見守り家電とは?

高齢者見守り家電とは、電球や冷蔵庫といった家電を使って、離れて暮らす親など高齢者を見守ることができるサービスです。

日常的に使う家電にセンサーを搭載することで、「長時間家電が使われなかった」、「異常な動作があった」際に通知が届きます。離れて暮らす親の安否確認を実現することができるのです。

初期費用0円、月額1,000円程度で使える見守り家電もあり、価格の安さからも利用者が増えています。

高齢者見守り家電の種類

一口に高齢者見守り家電といっても以下のように様々な種類があります。

  • 電球タイプ
  • 冷蔵庫タイプ
  • 湯沸かしポットタイプ
  • インターホンタイプ
  • カメラタイプ

それぞれ解説していきます。

電球タイプ

電球

電球タイプの高齢者見守り家電は、電気のスイッチon/offで、安否確認を行います。

長時間電気がつかなかった(つけたままになっていた)際に、通知を送ります。

親の安否確認や孤独死防止(早期発見)につながることから、多くの人に使われています。

電球タイプの高齢者見守りサービスには、当社の「ハローライト」が挙げられます。
ハローライトについて詳しくは下記よりご覧ください。

冷蔵庫タイプ

冷蔵庫

冷蔵庫タイプの高齢者見守り家電は、冷蔵庫のドアの開閉で、安否確認を行います。

冷蔵庫の使用状況が遠隔でわかるので、異常があった際はすぐに発見することができます。

冷蔵庫タイプの見守りサービスについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

湯沸かしポットタイプ

ポット

湯沸かしポットタイプの高齢者見守り家電は、ポットの使用状況から、安否確認を行います。

ポットの使用状況が遠隔からわかるので、長期間使用されていない時などに異常を発見できます。

ただし、ポットを毎日使わない人にはやや不向きです。

ポットタイプの高齢者見守りサービスについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

テレビタイプ

テレビタイプの高齢者見守り家電は、テレビの使用状況から、安否確認を行います。

テレビの電源状況が、クラウド上に記録され、離れていても安否確認を行うことができます。

ポットと同じく、テレビを毎日使わない人にはやや不向きと言えるでしょう。

高齢者見守り家電には様々なサービスがありますが、自分たち家族に合ったものを選ぶのが大切です。

カメラタイプ

高齢者やお子様などのお部屋に設置し、映像を見て見守りができるのがカメラタイプの大きな特徴です。

何かが起こったときの迅速な対応に限らず、様子がおかしいと感じた時にも対応ができるため、予防策としても活用できるのがポイントでしょう。

カメラタイプを選ぶ際のポイントは、通話機能とカメラの設置場所、そしてインターネット環境の問題でしょう。

カメラタイプの多くは、インターネットを通じて、見守る側にスマホでその映像を確認するため、インターネット環境が必須となるケースが多くなります。

一人暮らしの高齢者のお宅の場合、インターネット環境がないというケースもありますので、その場合はインターネット環境の整備が必要です。

通話機能に関しても、インターネット経由のケースが多くなりますが、何かあった場合直接声かけできるメリットは非常に大きいといえます。

通話機能があるカメラタイプであれば、より見守りの精度は高くなるでしょう。

カメラの設置場所は、見守りの対象となる方がよくいる場所をしっかりと撮影できるように考える必要があります。

高齢者の方であれば日常的に過ごす場所がしっかり映っていること、お子様の見守りであれば、学習机やベッドなどが画角に入っていることがポイントです。

おすすめの高齢者見守り家電7選【タイプ別】

ここでは、おすすめの高齢者見守り家電7選をタイプ別に紹介していきます。

紹介する製品は下記の通りです。

  • 電球タイプ:クロネコハローライト訪問プラン
  • 冷蔵庫タイプ①日立のご家族見守りサービス
  • 冷蔵庫タイプ②COCORO HOME
  • 冷蔵庫タイプ③冷蔵庫 SJ-AW50H-W
  • ポットタイプ:象印のみまもりポット
  • テレビタイプ:みるモニ
  • カメラタイプ①:スマ@ホーム おはなしカメラ
  • カメラタイプ②:Tapo

それぞれ解説していきます。

電球タイプ:クロネコハローライト訪問プラン

おすすめの高齢者見守り家電一つ目は、クロネコハローライト訪問プラン

電球のON/OFFで異常を検知するとメールで通知が届きます。

初期費用0円
月額料金1,078円(税込)
ポイント電球代も無料になる
(LED電球を買う費用も節約できる!)
設置工事不要(電球を入れ替えるだけ!クロネコヤマトのスタッフが入れ替えを無料で代行)
インターネット環境(Wi-Fi)不要

おすすめポイント

  • 電球を入れ替えるだけで家族の見守りができる
  • 異常があると感じた際は、ヤマト運輸のスタッフに代理訪問を依頼可能
  • 初期費用0円&電球代も無料でお得!
  • 月額料金も1,078円と相場より大幅に安い!
  • 設置工事&Wi-Fi&コンセント不要!
  • センサータイプに比べて誤検知が少ない!

クロネコハローライト訪問プランは、ヤマト運輸が提供する電球設置型の高齢者見守りサービスです。2023年度のグッドデザイン賞を受賞した評価の高いサービスです。

電球が24時間ついていない(つけたままになっている)場合に、家族にメールでお知らせが届きます。電球にSIMが内蔵されているため、Wi-Fi無しで利用可能です。設置もクロネコヤマトのスタッフが訪問して電球を代わりに入れ替えてくれます。

シンプルな利用方法や料金の安さが評価され、現在人気が急上昇しています。

冷蔵庫タイプ①日立のご家族見守りサービス

日立のご家族見守りサービスは、冷蔵庫のドアの開閉状況をスマホアプリを通じてお知らせするサービスです。

設定に応じて以下のようにさまざまな通知が届くのが特徴です。

  • 指定時間の開閉有無
  • 開閉時の通知

安否確認や食事をしっかりと取れているか遠隔から見守ることができます。

対象機種の冷蔵庫であれば利用可能です。

冷蔵庫タイプ②COCORO HOME

COCORO HOMEは、シャープが提供する冷蔵庫の使用状況をお知らせ可能な見守りサービスです。

冷蔵庫の他、電子レンジやエアコン、洗濯機なども含めて使用状況を見える化することができるのが大きな特徴です。

使用状況は日立と同じくスマホアプリで見ることができます。

冷蔵庫タイプ③冷蔵庫 SJ-AW50H-W

シャープは冷蔵庫による見守りサービスを提供しており、その見守りサービスに対応しているのがSJ-AW50Hという冷蔵庫になります。

この冷蔵庫には人感センサーが搭載されており、さらにWi-Fiにも対応しているため、冷蔵庫の開け閉めの情報を、スマホアプリで確認することができます。

遠くで暮らす一人暮らしの高齢者の方でも、毎日冷蔵庫の開閉は行うものです。

その開閉情報を知るだけでも、しっかりと生活が遅れていることを確認することができます。

もちろんドアが開きっぱなしであったり、ドアの開閉が長時間ない場合にもスマホには通知が届きます。

容量が500L超えとファミリーサイズのため、あまり料理をされない高齢者の一人暮らしには大きすぎるという難点はあります。

また、容量が大きいということは、それだけ費用面の負担も大きくなりますので、この点は頭に入れておいてください。

この冷蔵庫を利用するかどうかは、実際に冷蔵庫を使われる方と相談し、必要であれば活用するというのがおすすめです。

遠く離れて暮らしている場合など、高齢者の方が心配でもなかなか連絡をするタイミングは難しいものです。

そのタイミングを教えてくれる見守りサービスといえるでしょう。

ポットタイプ:みまもりポット|象印

象印のみまもりポットは、給湯器の使用状況をお知らせする安否確認サービスです。

見守られる対象の親がポットを使用した際や長時間利用がなかった際にメールでお知らせが届く仕組みです。

ポットの使用頻度が多い高齢者にはおすすめのサービスといえます。

テレビタイプ:みるモニ

みるモニは、テレビの使用状況で、安否確認ができる高齢者見守り家電です。

テレビのON/OFFの確認・通知機能他、人感センサーによる人の動きを感知する機能や部屋の温湿度を感知して以上を知らせる機能など、多彩な機能が特徴です。

カメラタイプ①:スマ@ホーム おはなしカメラ

パナソニックの見守りカメラ「おはなしカメラ」は、単に対象者の映像を撮影するだけにとどまりません。

お手元のスマホから、カメラを通しての通話が可能となっていますので、映像からなにか心配な状況を察知すれば、その場ですぐに声掛けが可能です。

さらにカメラ側からも、登録した電話番号への発信が可能です。

カメラにはワンタッチで通話開始でいる連絡先を3つ登録できますので、何かあった場合に連絡すべき電話番号を登録しておけば、簡単な操作で通話できるようになります。

カメラの画角も水平方向に70°、垂直方向に50°操作可能ですので、お部屋に1つ設置すれば、広い範囲の見守りが可能です。

遠隔地に住む高齢者の見守りはもちろん、家で一人で留守番するお子様の見守りにも最適なカメラとなっています。

カメラの使用には、インターネット環境が必要となりますので、設置を考えている方は、インターネット環境の整備と合わせて検討するようにしましょう。

カメラタイプ②:Tapo

Tapoは多くの見守りカメラを提供しているメーカーです。

カメラの種類は屋外用、屋内用合わせて多数あり、多くのカメラにAIが搭載されています。

搭載されたAIで、撮影場所の異変を察知するとすぐに見守る方のスマホに通知するので、素早い対応が可能となります。

どのカメラを選ぶかは、見守る環境次第ですが、おすすめは自動追尾機能や、パンチルトタイプのカメラでしょう。

カメラの画角内に人物など動くものを捉えると、自動でその対象を追尾する機能があれば、見守り対象となる方の動きもしっかり把握することができます。

パンチルトとは、より広範囲の映像を撮影できるタイプのカメラのことです。

カメラの画角が水平方向に360°近く回転するカメラであれば、お部屋に1台設置することで、お部屋全体をカバーすることができます。

また、遠隔地で一人暮らしをする高齢者の方の防犯面が心配だという方には、屋外設置タイプのカメラもあります。

玄関先や庭先、ガレージなどに設置することで、不審人物の侵入にも対応可能です。

さらに、カメラにアラーム機能などがついていれば、大きな音で侵入者を追い返すこともできるでしょう。

屋内用カメラには双方向通話機能つきのカメラもありますので、何か異変があった場合すぐに対応したいというケースでは、こういった機能も活用しましょう。

高齢者見守り家電の選び方

高齢者見守り家電を選ぶ際は、以下4つのポイントをチェックすると後悔や失敗が少なくなります。

  1. まずは利用目的と親の状況を整理する
  2. 親の意向を聞いて製品選びに反映する
  3. 利用の手軽さや使いやすさはどうか
  4. 費用面で比較してみる

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

①まずは利用目的と親の状況を整理する

まずは、利用目的と親の状況整理からはじめましょう。

高齢者見守りサービスの利用目的は「親の見守り」ですが、より粒度を細かくすると以下のような例が挙げられます。利用目的によって適切なサービスが異なるので、まずは自身の希望がどこに当てはまるか整理しておきましょう。

  • 24時間万全の体制で見守りたい
  • カメラを使って見守りたい
  • 親の健康状態も含めて見守りたい
  • 毎日離れたところから手軽に安否・生存の確認ができればいい
  • 月に1回安否確認ができればいい

また、以下の項目を中心に親の状況を整理することも大切です。

  • 外出の有無や頻度
  • スマートフォンや携帯電話が使えるか、普段から連絡を取っているか
  • 見守りに対して抵抗感はあるか
  • 要介護認定の有無や介護サービスの利用状況・興味

上記を整理しておくことで、スムーズな見守りサービス選びにつながります。

②親の意向を聞いて製品選びに反映する

冒頭で説明した通り、親の意向を聞いて製品選びに反映することは大切です。

(一番大切といっても過言ではありません。)

親を思う気持ちから、ついつい見守り体制を強化してしまいがちですが、あまりに万全な見守りだと「監視されている」というように抵抗感を感じてしまう場合も多いです。

よく親子間でコミュニケーションを取ったうえでサービスを選ぶとよいでしょう。

そして理想は、親子で一緒にサービス選びを行うことです。

③利用開始までの手軽さや使いやすさはどうか

高齢者見守りサービス選定にあたり、手軽に始められるかどうか、使いやすいかどうかも重要なチェックポイントです。

利用開始後のサービスの質が良くても、始めるまでの設置作業や申し込みが大変だと思わぬ手間がとられてしまいがちです。ハローライトなど、設置に工事や電源、Wi-Fiが必要ないサービスもあるのでおすすめです。

また、家族の誰もが使いこなせるシンプルな操作性・簡単さも使い続けるうえでは、重要な項目です。

Wi-Fiやネット環境不要な高齢者見守りサービスについては下記の記事にまとめています。

④費用面で比較してみる

高齢者見守りサービスを費用面で比較してみるのも大切です。

種類別の費用相場は以下の通りです。

スクロールできます
種類初期費用相場月額費用相場
センサー(電球)タイプ0円~(電球代も無料の場合がある)1,000円~2,000円
センサー(カメラ・その他)タイプ20,000円~200,000円(買い取りかレンタルかで大きく変動)2,000円~5,000円
アプリタイプ0円~50,000円(アプリ自体は無料だが見守り機器導入が必要な場合あり)0円~3,000円
通報・駆けつけタイプ(ホームセキュリティ会社提供)50,000円~200,000円5,000円~10,000円
訪問・宅食タイプ0円~500円~4,000円(別途宅食代も必要)
介護タイプ0円~100,000円~(介護代込み)
電話タイプ0円~10,000円200円~1,500円
ボランティアタイプ0円0円

やはり見守りが万全であるほど、費用は高くなる傾向にあります。

同じ種類のサービスでも、価格差がある場合は多いので、利用開始前に確認しておきましょう。

高齢者見守りサービスの料金については、下記の記事で詳しく解説していきます。

家電以外も高齢者見守りサービスはいろいろある!

ここまで、紹介してきた見守り家電以外にも、高齢見守りサービスは以下のように多くあります。

種類説明
センサー(カメラ・その他)タイプ人感センサーやカメラを設置して安否確認をするタイプ
アプリタイプスマホやタブレットに安否通知を送信できるアプリをダウンロードするタイプ
通報・駆けつけタイプ(ホームセキュリティ会社提供)ボタンを押すことで24時間駆けつけを行ってくれるタイプ(機器の設置も可能)
訪問・宅食タイプ宅食サービスなどのついでに安否確認をしてくれるタイプ
介護タイプ介護サービスのついでに安否確認をしてくれるタイプ
電話タイプ担当者が定期的に電話をかけて安否確認をしてくれるタイプ
自治体・ボランティアタイプ地域によっては住民の見守りを行うボランティアがいる場合もある

まとめ

本記事ではここまで、見守り家電について詳しく紹介してきました。

見守り家電には以下のようなタイプがあります。

  • 電球タイプ
  • 冷蔵庫タイプ
  • ポットタイプ
  • テレビタイプ

各タイプの違いを理解し、自分たちの家族に合った見守り家電を選ぶことが大切です。本記事が少しでも参考になれば何よりです。

こんな高齢者見守りサービスをお探しではありませんか?
  • 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
  • Wi-Fiや設置工事が必要ない
  • 誤検知や無駄な通知がない

現在、上記のようなサービスをお探しでしたら、ぜひとも私どもの「ハローライト」をご検討ください!ハローライトは電球のON/OFFで離れて暮らす親の安否確認ができる見守りサービス。初期費用0円、月額料金1,078円だけで利用可能です。設置にあたりWi-Fiや工事は不要。クロネコヤマトスタッフが電球の取り換えを無償で行ってくれます。

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この記事を書いた人

電球型高齢者見守りサービス「ハローライト」の開発・販売を行っています。見守りサービスに関する基礎知識からサービスの選び方までわかりやすく解説。自社サービスに偏ることなく中立な立場から記事を執筆いたします。

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