離れて暮らす高齢者の見守り対策の1つに「見守りロボット」があります。
見守りロボットは、見守り機能だけでなくコミュニケーションツールとしても使えるため、近年利用者が増えています。
しかし、高齢者の見守り対策にロボットがあることは知っているけれど、どれを選んだらいいか迷う人もいるでしょう。
そこで本記事では、おすすめの見守りロボットを3つ紹介します。
基本的な機能や選び方についてもお伝えしますので、ぜひご一読ください。
- 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
- Wi-Fiや設置工事が必要ない
- 誤検知や無駄な通知がない
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見守りロボットとは?特徴や機能について
見守りロボットとは、離れて暮らす高齢者の生活状況を見守るためのロボットです。
ロボットに搭載されたカメラやセンサー機能を通して、離れて暮らす高齢者の生活状況を確認します。
最近では高齢者の自立支援や介護者の負担軽減を目的に「介護ロボット」として介護の現場で利用されることも多いです。
さらに、見守りロボットには以下のような機能も搭載されています。
- 会話機能
- 予定管理機能
- 情報提供機能
会話機能がついているロボットを利用すれば、会話が少なくなりがちな一人暮らし高齢者の寂しさを和らげる効果も期待できます。
見守りロボットは、見守りだけでなく孤独感解消の役割も兼ね備える、多機能な見守りツールなのです。
見守りロボット導入のメリット・デメリット
見守りロボットは、見守りのほかに会話や予定管理など、さまざまな機能を搭載したツールであるとお伝えしました。
ここでは、見守りロボットを導入するメリットとデメリットを解説します。
メリット
見守りロボットを導入するメリットは、以下の通りです。
- 孤独感の解消
- 見守り以外の機能も豊富
最大のメリットは、孤独感の解消につながる点です。
会話機能が搭載されているものが多く、高齢者の話し相手になってくれます。
「孤独死」が話題になることもあるように、一人で暮らす高齢者のなかには孤独を感じている人が多いです。
たとえロボットであっても、コミュニケーションによる寂しさの軽減が期待できるため、導入のメリットは大きいといえるでしょう。
また、リマインド機能やニュース・天気といった情報提供機能など、見守り以外の機能も充実しています。
さまざまな機能で生活をサポートしてくれることも、見守りロボットの魅力です。
デメリット
一方、見守りロボット導入のデメリットには、以下があります。
- 費用が高い
- 緊急時の対応が難しい
見守りロボットのデメリットは、費用が高いことです。
購入かレンタルかによってかかる料金は異なりますが、数多くの見守りサービスのなかでは高額の部類に入ります。
会話機能を重視しない場合は、他のサービスを検討したほうがよいでしょう。
また、カメラやセンサー機能が搭載されていても、急な駆けつけには対応していません。
異変を察知しても、とっさの対応が難しいのはデメリットといえます。
緊急時の対応が必要な場合は、訪問や駆けつけの見守りサービスを利用するとよいでしょう。
ハローライトでは、依頼に応じてヤマト運輸のスタッフが代わりに訪問してくれるサービス「クロネコ見守りサービスハローライト訪問プラン」を提供しています。
見守りロボットの選び方
ここでは、見守りロボットの選び方を4つ紹介します。
導入時には、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
- 利用目的
- 機能
- 料金
- ネット環境
利用目的
見守りロボットを導入する際は、利用する目的を明確にしましょう。
例:
会話機能が欲しい場合は、AIが搭載された製品を選ぶ
高齢者の様子が見たい場合は、カメラが搭載された製品を選ぶ
付帯する機能はそれぞれ異なるため、上記のように目的に合わせて製品を選ぶとよいでしょう。
機能
特徴でもお伝えしたように、見守りロボットの機能は以下のように多様です。
- 見守り機能
- 会話機能
- 予定管理機能
- 情報提供機能
ただし、多機能であればあるほど良いとは限りません。
シンプルな機能のほうが操作性に優れ、手軽に利用できるケースもあります。
多機能にこだわらず、必要な機能が備わっているものを選ぶのがおすすめです。
料金
見守りロボットの料金体系は、おもに「買い切り」か「レンタル」の2種類があります。
買い切りの場合は、初期費用が高いものの、その後の料金はほとんど発生しないケースが多いです。
一方、レンタルの場合は、買い切りより安いものの、継続的に料金が発生します。
利用期間やプラン内容などを踏まえ、買い切りとレンタルのどちらがお得か考えて導入を検討しましょう。
ネット環境
見守りロボットには、ネット環境が必要なものと不要なものがあります。
ネット環境が整ったご家庭であれば、どちらを選んでも問題ありません。
しかし、ネット環境がないご家庭でネット環境が必要な製品を選んでしまうと、回線工事が必要となるため注意が必要です。
見守りロボットのなかには通信機能が内蔵されており、ネット環境が不要なモデルもあります。
余計な費用をかけないためにも、ネット環境が必要なモデルかどうか確認しておきましょう。
高齢者におすすめの見守りロボット3選
ここでは、高齢者におすすめの見守りロボットを3つ紹介します。
紹介する製品は以下の通りです。
- Yupiteru「ユピ坊」
- ユカイ工学「BOCCO emo(ボッコエモ)」
- ユカイ工学「Qoobo(クーボ)」
- ソフトバンク「Pepper(ペッパー)」
- 知能システム「PARO(パロ)」
- 富士ソフト「PALRO(パルロ)」
- タカラトミー「Robi Jr.(ロビジュニア)」
Yupiteru「ユピ坊」
本体価格 | 69,300円(税込) |
月額費用 | 0円 |
製品の特徴
- 会話機能
- テレビ電話機能
- スマホからカメラ操作可能
- 人の動きを検知する「見守りモード」
- 留守中の動きを検知する「防犯モード」
ユピ坊は、スマホやタブレットで操作可能な可愛らしいフォルムが特徴の見守りロボットです。
センサーにより人の動きを検知し、スマホへ通知することによって見守りをおこないます。
また、ユピ坊のカメラ映像越しにテレビ電話ができたり、ユピ坊本体に直接話しかけられたりと会話機能も充実しています。
費用は本体価格のみで、月額費用はかかりません。
監視されている印象を与えずに、かつ、しっかり見守りたいと考える人におすすめです。
ユカイ工学「BOCCO emo(ボッコエモ)」
本体価格 | 52,800円(税込)※買い切りモデル |
月額費用 | 2,970円(税込)※レンタルモデル |
製品の特徴
- アプリでメッセージのやり取りが可能
- リマインド機能搭載
- 音声で操作が可能
- センサとの連携による見守り機能
- 天気や防災などの情報提供
BOCCO emo(ボッコエモ)は、多様な機能を兼ね備えた見守りロボットです。
メッセージ機能やリマインド機能、情報提供など、さまざまな機能が備わっています。
製品は「買い切り」と「レンタル」があり、料金やネット環境に応じて選択できるのも嬉しいポイントです。
また、別途購入が必要ですが、専用のセンサと連携することで、見守り機能も追加できます。
多くの機能を使って生活サポートを充実させたいと考える人におすすめです。
ユカイ工学「Qoobo(クーボ)」
本体価格 | 15,840円(税込) |
月額費用 | 0円 |
製品の特徴
- 撫でるとしっぽで反応
- ペットのような癒し効果
- ちょうどいい手触りと抱き心地
- ストレス軽減効果を実証
- 介護現場でポジティブ反応を実証
Qoobo(クーボ)は、しっぽのついたクッション型のコミュニケーションロボットです。
本体を撫でるとしっぽを振って応えてくれるため、ペットのような癒しを感じられます。
また、本体価格以外の費用は発生せず、見守りロボットのなかでは低価格なのもポイントです。
見守り機能はありませんが、メンタルケアの効果が期待できるとして、介護現場でも利用されています。
安否確認するほどの見守りは不要だけれど、一人暮らしの孤独や寂しさを和らげてあげたいと考える人におすすめです。
ソフトバンク「Pepper(ペッパー)」
本体価格 | 198,000円(税抜) |
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基本プラン+保険パック | 14,800円×36か月の分割払い+9,800円×36か月(いずれも税抜) |
製品の特長
- 身長121cmの人と同じようなサイズで親しみやすいデザイン
- 音声や胸のタブレットを通じたやりとりができる
- ユーザーの表情や感情を読み取り人間らしいやりとりが可能
- 環境や人の動きを感知し適切に反応する
- 利用者とのコミュニケーションをサポート
ソフトバンクのPepper(ペッパー)は、介護施設での利用者とのコミュニケーションやレクリエーション活動をサポートするために開発されました。Pepper for Careと呼ばれるこのモデルは、会話アプリChatGPTを搭載しており、豊富な話題で利用者との会話を継続することができます。
また、顔認識機能を利用して個人を識別し、個別のレクリエーションやリハビリテーションを行うことも可能です。このように、ペッパーは利用者の方々に楽しみや安心感を提供し、介護施設のスタッフの負担を軽減することで、より良いケアを実現する手助けをします。
高齢者の方々にとって、ペッパーは日常生活において心地よい刺激となり、社会的な交流のきっかけを作り出します。また、身体機能の維持や孤独感の解消など、高齢者の生活の質の向上に貢献する可能性があるのです。ペッパーは、その愛らしい外見と親しみやすいキャラクターで、高齢者の方々に安心感を与え、心を癒します。
知能システム「PARO(パロ)」
本体価格 | 423,500円(メーカー保証1年) |
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メンテナンス費用込み | 495,000円(メーカー保証3年) |
製品の特長
- タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにした愛らしい外観
- 人間の心に寄り添いストレスを軽減するセラピー効果
- 世界一のセラピーロボットとしてギネスブックに認定
- 触覚・光センサーなどにより人の触れ合いに反応
- 抗菌性の化学繊維からなるフェイクファーで清潔に保てる
PARO(パロ)は、アザラシ型のメンタルコミットロボットで、高齢者やその家族のコミュニケーションをサポートするために開発されました。このロボットは、100人以上の顔や声を識別し、情報を記憶する能力を持っており、認知症予防やレクリエーションの一環としても活用されています。
非薬物療法としてのセラピー効果が認められており、触れ合いによって人の気分を向上させ、不安、うつ、痛み、孤独感を改善することが示されています。
高齢者の方々にとって、パロは日常生活における心地よい刺激を提供し、社会的な交流のきっかけを作り出すことで、精神的な健康を支える存在となるのです。また、徘徊や暴言などの問題行動を抑制・緩和する効果があるため、介護者の負担を軽減し、より良いケアを提供する手助けをします。さらに、昼夜逆転を改善し、夜間の起き出しを減らすことで、高齢者の睡眠の質を向上させることにも役立っています。
富士ソフト「PALRO(パルロ)」
本体価格(ビジネスシリーズ) | 737,000円(税込) |
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月額費用(レンタルサービス) | 33,000円(税込) |
製品の特長
- コミュニケーション能力で人と自然な会話を行う
- 高度な人工知能で顔や感情を認識
- 路面の変化に対応し段差などの障害も検出しながら移動
- 高齢者レクリエーションに適したエンターテイメント機能
- ライフログ機能によりユーザーへの理解を深める
富士ソフトのPALRO(パルロ)は、高齢者の話し相手となり、歌や体操、クイズなどを通じて健やかな生活をサポートするコミュニケーションロボットです。専用アプリケーションを搭載しており、離れて暮らす家族に高齢者の生活の様子を通知したり、メッセージの交換ができます。
PALROは、高齢者福祉施設での使用に特化しており、介護予防や認知症予防のための体操やレクリエーションを提供することで、ご利用者の元気を支えているのです。また、施設スタッフの負担を軽減し、ご家族に安心感を与えることも期待されています。
高齢者の方々に適したやさしい口調で話し、時にはユーモアを交えた応答で笑いや癒しを提供することで、コミュニケーションの質を高め、生活の質の向上に役立っています。高齢者の日々の生活に明るさと楽しさをもたらし、家族との絆を深めるサポートをすることで、より豊かな生活を実現するお手伝いをしているのです。
タカラトミー「Robi Jr.(ロビジュニア)」
本体価格 | 15,000円(税抜)販売店による |
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月額費用 | 0円 |
製品の特長
- 身体全体が小さく、幼児の設定
- 音声認識機能による会話が可能
- 頭や手足を動かすかわいらしい仕草
- 10色の目のランプで感情を表現
- タカラトミーのロボット「オムニボット」シリーズの最新作
タカラトミーのRobi Jr.(ロビジュニア)は、ロビよりも小柄で幼少期をイメージしたロボットで、首を傾げたり振ったりする動きや、約1000フレーズの会話が可能です。クイズを出したり質問を投げかけるなど、コミュニケーションを楽しむことができます。
高齢者の方々にとって、Robi Jr.は会話の機会を提供し、孤独感の解消や言語能力の維持に役立つ可能性があります。また、操作が簡単で、親しみやすい外観を持つことから、高齢者の方々にも使いやすいと考えられるでしょう。
これらのロボットは、高齢者の方々に喜びや安らぎを提供し、コミュニケーションの機会を増やすことで、生活の質の向上に貢献しています。また、介護施設での人手不足を補う役割も果たしており、テクノロジーが人々の生活を支える素晴らしい例となっています。
見守りロボットの費用が気になる人は見守り電球がおすすめ
ここまで、見守りロボットの特徴やおすすめ製品を紹介いたしました。
見守り機能以外にも、さまざまな機能が搭載されていることが魅力的な見守りロボットですが、費用が気になり導入を迷っている人もいるでしょう。
そんな人には「見守り電球」がおすすめです。
見守り電球は、電球スイッチのオン・オフで安否確認をおこなうサービスで、費用を抑えながら見守りを開始できます。
なかでもハローライトは、電球に通信機能を搭載しているため、Wi-Fiや電源などのネット環境も要りません。
今ある電球をひとつ交換するだけで、すぐにでもサービスを始められます。
さらに、ハローライトがヤマト運輸と連携するサービス「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」を利用すれば、初期費用もかかりません。
月額1,078円(税込)で、ヤマト運輸スタッフによる電球の取り付けや訪問サービスがついてきます。
ロボットでも不安は和らぎますが、スタッフによる訪問は安心感が違いますよね。
費用を抑えつつ、安心して見守りをしたい方は、ぜひハローライトの導入をご検討ください。
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まとめ
本記事では、見守りロボットについて解説しました。
おすすめの見守りロボットは以下の通りです。
- Yupiteru「ユピ坊」
- ユカイ工学「BOCCO emo(ボッコエモ)」
- ユカイ工学「Qoobo(クーボ)」
また、見守りロボットを選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。
- 利用目的
- 機能
- 料金
- ネット環境
機能や費用を考慮し、利用目的に応じたサービス・製品をお選びください。
- 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
- Wi-Fiや設置工事が必要ない
- 誤検知や無駄な通知がない
現在、上記のようなサービスをお探しでしたら、ぜひとも私どもの「ハローライト」をご検討ください!ハローライトは電球のON/OFFで離れて暮らす親の安否確認ができる見守りサービス。初期費用0円、月額料金1,078円だけで利用可能です。設置にあたりWi-Fiや工事は不要。クロネコヤマトスタッフが電球の取り換えを無償で行ってくれます。