一人暮らしの高齢者を見守るサービスの1つに「警備会社」があります。
緊急時に駆けつけてくれる安心感から、サービスの導入を検討している人もいるでしょう。
しかし、実際にどのようなサービスがあるのか、どのくらい料金がかかるのか、わからないことも多いですよね。
そこで本記事では、「ALSOK」と「SECOM」をはじめとする警備会社のおすすめ6社のサービスについて紹介します。
警備会社を利用するメリットやデメリットについてもお伝えしますので、ぜひご一読ください。
- 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
- Wi-Fiや設置工事が必要ない
- 誤検知や無駄な通知がない
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警備会社による高齢者見守りサービスの特徴
警備会社による高齢者見守りサービス最大の特徴は、緊急時に警備員が駆けつけてくれることです。
緊急通報ボタンの押下やセンサーの異常検知により、警備員がいつでもすぐに駆けつけてくれます。
警備のプロが駆けつけるサービスは、他の見守りサービスでは対応していない点であり、安心感が圧倒的に異なります。
カメラやアプリではなく人の助けを介し、万全の体制で高齢者を見守りたい人におすすめのサービスです。
高齢者見守りにおすすめの警備会社6社
高齢者の見守りにおすすめの警備会社6社を紹介していきます。
- ALSOK「HOME ALSOK みまもりサポート」
- SECOM「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」
- 全日警「みまもりぷらん」
- 富士警備保障「そっと見守り」
- 富士警備保障「HOT(緊急通報システム)」
- 富士警備保障「シルエット見守りセンサー」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ALSOK「HOME ALSOK みまもりサポート」
プラン | お買い上げプラン |
初期費用 | 70,565円 (税込) |
月額費用 | 1,870円 (税込) |
プラン | レンタルプラン |
初期費用 | 13,365円 (税込) |
月額費用 | 2,838円 (税込) |
プラン | ゼロスタートプラン |
初期費用 | 0円 (税込) |
月額費用 | 3,069円 (税込) |
サービスの特徴
- 緊急ボタンの押下で駆けつけ対応
- 健康相談が可能
- 家族に毎日の見守り状況を通知
- 熱中症や災害時の危険を音声で通知
- 電話回線が不要
ALSOK「HOME ALSOK みまもりサポート」は、設置した機器のボタンを操作することで、警備員が駆けつけるサービスです。
体調の悪化など、緊急時にボタンを押下することで、ALSOKの警備員が駆けつけてくれます。
また、看護資格を持つスタッフへの健康相談をはじめ、熱中症や災害時の危険を音声で注意喚起するサービスもついています。
プランは、買上げやレンタルなど、3種類から選択可能です。
SECOM「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」
プラン | レンタル |
初期費用 | 48,400円(税込) |
月額費用 | 5,060円(税込) |
プラン | 買い取り |
初期費用 | 219,890円(税込) |
月額費用 | 3,410円(税込) |
サービスの特徴
- ペンダントを握るだけで救急通報が可能
- センサーで人の動きを検知
- 非常ボタンの押下で駆けつけ対応
- 火災を感知した際はブザーで警告
- 扉と窓にセンサーを設置し空き巣対策
SECOM「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」は、設置したボタンやペンダントを操作することで、警備員が駆けつけるサービスです。
ペンダントを握るだけで救急通報でき、手軽さや緊急性に優れています。
また、扉や窓にセンサーを設置するため、空き巣対策や火災防止にも効果的です。
プランは、レンタルと買い取りの2種類から選択できます。
全日警「みまもりぷらん」
出典:全日警「みまもりぷらん」
プラン | 機器レンタルプラン |
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初期費用 | 機器設置工事料金 33,000円(税込)保証金 20,000円(非課税) |
月額費用 | 3,993円(税込) |
プラン | 機器買取プラン |
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初期費用 | 機器設置工事料金 33,000円(税込)機器売渡料金 114,840円(税込) |
月額費用 | 2,200円(税込) |
サービスの特徴
- 非常押しボタン付きの送信機を設置し、各センサーからの情報を通信回線を通じて通知。
- 遠赤外線量の変化を感知するワイヤレスパッシブセンサにより人の動きを感知、壁面・天井面のどちらでも設置可
- 外出と在宅を切り替えるスイッチを接続しているワイヤレス接点送信機
- 携帯型のワイヤレス緊急ペンダントでボタンを押すことで緊急信号を送信
全日警の「みまもりぷらん」はひとり暮らしの方が、一定時間動きが見られないことを自動的に検知します。そして通報されて、警備員が駆けつけるプランです。
何もしなくてもセンサーが感知するので安心です。また送信機には非常押しボタンがついており、ペンダントも用意されているので、ひとり暮らしの方ご自身から通報することもできます。
プランは機器レンタルプラン、機器買取プランから選べます。なお機器売渡料金、機器設置工事料金、月額契約料金は、機器の設置個数により異なります。
富士警備保障「そっと見守り」
プラン | 基本プラン |
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初期費用 | 22,000円(税込) |
月額費用 | 3,300円(税込) |
オプション
緊急ペンダント | 660円(税込) |
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火災監視 | 660円(税込) |
安否確認訪問(月1回) | 月々1,100円(税込) |
安否確認・駆けつけ(依頼に応じて) | 1回3,300円(税込) |
留守番サービス | 1回550円(税込) |
サービスの特徴
- 一定間動きがない場合ライフリズム警報により管制センターから家族への連絡と駆けつけを行う
- ライフリズムの時間設定は調整可能
- トイレの扉などに簡単に取り付け可能
- 5つのオプションサービスがあり、必要なものが選べる
富士警備保障「そっと見守り」は、ひとり暮らしの方をそっと見守るためのプランです。生活している方のライフスタイルに合わせて、トイレのドアなど毎日利用する所にセンサーを設置します。一定時間ドアが開閉しないことを確認すると、安否確認や駆けつけを行うプランです。
基本プランはひとつだけです。必要に応じて、緊急ペンダント、火災監視、月一度の安否確認訪問、依頼に応じた安否確認・駆けつけ、留守電サービスと言ったオプションをつけることができます。
富士警備保障「HOT(緊急通報システム)」
プラン | 機器レンタルプラン(2年契約) |
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初期費用(工事料) | 8,800円(税込) |
月額費用 | 3,190円(税込) |
サービスの特徴
- ひとり暮らしの方の安心を常に見つけ蹴るため、緊急通報と相談システムを備えたセキュリティシステム
- 緊急ボタンで緊急時に「フジHOTセンター24」につながり緊急出勤・緊急連絡先に対応
- 困りごとがあった時に相談ボタンを押すと看護師等につながり健康に関する相談に24時間対応
ひとり暮らしの方の安心のためのセキュリティシステムです。緊急時のボタンと相談のボタンの2種類あり、緊急時には緊急ボタンで緊急時の対応を行います。
緊急ではないものの、体調面など健康に不安があった時に、相談ボタンを押すことで看護師に24時間相談することができます。少しでも身体の異変を感じたらすぐに相談できます。
富士警備保障「シルエット見守りセンサ」
1台で4つの検知動作
起き上がり | 見守りエリアより体が上に出ると起き上がっていると検知し、目覚め、行動を起こそうとしている状態を判断 |
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はみ出し | 見守りエリアの側面より足や手がはみ出たときに検知し、ベッドから落ちそうになっている状態を判断 |
離床 | 離床検知距離より体が外に出ると検知し、ベットから花字ている状態を判断 |
体動なし | 一定期間見守りエリアで、起き上がり、はみ出し、離床、体動なしがない場合に検知される状況です |
サービスの特徴
- マットセンサよりも早く知らせが受けられるため初動対応が迅速に行える
- 異質に行くことなく移室内の様子を判断できるため対応の検討が行いやすい
- 夜勤見守りの介護職員に対する不安感の経験が可能
- 履歴を確認できるため万一の状況が発生した時の改善策が検討できる
シルエット見守りセンサーは、キング通信工業株式会社が開発したセンサです。介護施設が抱える問題を改善するため、介護の対象者の動きをシルエット画像で判別します。介護者のプライバシーを配慮しながら未然に問題を解決するシステムです。
取り付けは部屋の壁に付属ブラケットを壁に固定し、本体をはめ込むだけです。
Wi-Fiルータ経由でスマートフォンに通知します。表示されるのは3D画像とシルエット画像で状況を確認できるので、過度に介護者のもとに駆け付ける必要がありません。双方の負担軽減につながります。
パソコン、タブレット、スマホから状況確認できるので、居室から離れたところでも確認でき、過去の状況を履歴として保存できます。視覚的に過去の様子が振り返れ、客観的に状況がわかるため情報共有や業務改善にも活用できます。
警備会社の高齢者見守りサービスを利用するメリット
ここでは、警備会社の高齢者見守りサービスを利用するメリットを以下2点紹介します。
- 24時間365日体制で安心感がある
- 防犯など複合的なサポートが受けられる
24時間365日体制で安心感がある
警備会社の見守りサービスは、24時間365日体制でサポートが受けられます。
高齢者の一人暮らしには、ケガや病気など、さまざまなリスクが潜んでいます。
さらに、状況の変化や症状の悪化はいつ起こるかわかりません。
24時間365日いつでも見守れる体制にあることは、精神的な安心にもつながります。
また、紹介した大手セキュリティ会社は、警備のプロとして長年蓄積された見守り実績があります。
豊富な経験と万全のシステムがあるため、信頼感もありますよね。
24時間365日体制の安心感と、警備会社への信頼感がサービスを利用するメリットといえるでしょう。
防犯など複合的なサポートが受けられる
警備会社の多くでは、高齢者の見守りサービス以外にも、防犯対策や健康相談など複合的なサポートを提供しています。
一人暮らしの高齢者は、詐欺や空き巣などの犯罪のターゲットになりやすいです。
見守りに加えて防犯対策もしてくれることは、高齢者や家族にとって嬉しいポイントです。
また、医療や健康に関する悩みを、警備会社の専門スタッフに相談できます。
看護師の資格を持ったスタッフが対応してくれるため、安心して相談が可能です。
見守りにとどまらず、総合的に高齢者をサポートしてくれる機能があることは、警備会社を利用するメリットといえるでしょう。
警備会社の高齢者見守りサービスを利用するデメリット
一方、警備会社の高齢者見守りサービスを利用するにはデメリットも存在します。
デメリットは、以下の2点です。
- 費用が高額になる
- 操作が必要な場合がある
費用が高額になる
警備会社を利用するデメリットは、どうしても費用が高額になってしまうことです。
警備会社の見守りサービス導入には、初期費用や月額費用がかかります。
初期費用は、機器費や設置費などで50,000円〜200,000円程度必要です。
また、月額費用は5,000円〜10,000円程度ですが、駆けつけに別途費用が発生するケースもあります。
さらに、見守る状況にあわせてオプションを追加すれば、金額はどんどん増えていきます。
24時間365日、警備員が駆けつけてくれる安心感はありますが、その分費用も高額にならざるを得ません。
費用を少しでも抑えたいと考えている人は、別のサービスを検討しましょう。
操作が必要な場合がある
警備員の駆けつけには、ボタンの押下やアプリの使用など、高齢者本人による機器操作が必要な場合があります。
機器操作があってはじめて警備員が出動するケースもあり、急な体調変化やケガによってボタンが押せないときは、すぐに駆けつけてもらえません。
肝心なときに駆けつけができないことは、デメリットといえるでしょう。
センサーによる検知もありますが、動きがないといった異常の発見には時間がかかるため、緊急性に欠けるところがあります。
機器操作は簡単なものが多いですが、操作しなければサービスが機能しにくい点には注意が必要です。
警備会社以外の高齢者見守りサービス
安心感と信頼感がある警備会社の見守りサービスですが、費用や操作面の問題から、ほかのサービスを検討している人もいるでしょう。
警備会社以外の高齢者見守りサービスには、以下のような種類があります。
種類 | 特徴 |
センサー(電球)タイプ | 電球スイッチのオン・オフで安否確認を行う |
センサー・カメラタイプ | 自宅にカメラや人感センサーを設置して安否確認を行う |
アプリタイプ | アプリを使って安否確認を行う |
訪問・宅食タイプ | 定期的な訪問や食事の提供時に安否確認を行う |
介護タイプ | 介護スタッフの定期訪問により安否確認を行う |
電話タイプ | 電話やメールのやり取りで安否確認を行う |
ボランティアタイプ | 近隣住民や地域のボランティアによって安否確認を行う |
上記のサービスにも、それぞれメリット・デメリットがありますので、利用目的にあわせて比較検討するのがおすすめです。
各サービスの特徴や選び方については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご参照ください。
警備会社の費用が気になる人は見守り電球がおすすめ
ここまで、警備会社による高齢者見守りサービスを紹介しました。
警備会社による見守りは、24時間365日体制の安心感と複合的なサポートがメリットですが、その分費用が高額になることがデメリットです。
警備会社の費用が気になる人は「見守り電球」がおすすめです。
見守り電球は、電球スイッチのオン・オフで安否確認をおこなうサービスで、費用をほとんどかけずに見守りを開始できます。
なかでもハローライトは、電球を交換するだけなので、工事費やネット開設費もかかりません。
さらに、ハローライトがヤマト運輸と連携するサービス「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」を利用すれば、初期費用も不要です。
月額1,078円(税込)で、ヤマト運輸スタッフによる電球の取り付けや訪問サービスがついてきます。
人による見守りサービスを利用したいと考えている人は、同様の安心感を得られるでしょう。
費用を抑えて見守りをしたい方は、ぜひハローライトの導入をご検討ください。
まとめ
本記事では、警備会社の見守りサービスについて解説しました。
おすすめの警備会社による見守りサービスは、以下の通りです。
- ALSOK「HOME ALSOK みまもりサポート」
- SECOM「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)」
警備会社の見守りサービスは、24時間365日駆けつけてくれる安心感がありますが、費用が高いことには留意しましょう。
利用目的や予算に応じ、必要なサービスをお選びください。
- 費用をおさえて離れて暮らす親を見守ることができる
- Wi-Fiや設置工事が必要ない
- 誤検知や無駄な通知がない
現在、上記のようなサービスをお探しでしたら、ぜひとも私どもの「ハローライト」をご検討ください!ハローライトは電球のON/OFFで離れて暮らす親の安否確認ができる見守りサービス。初期費用0円、月額料金1,078円だけで利用可能です。設置にあたりWi-Fiや工事は不要。クロネコヤマトスタッフが電球の取り換えを無償で行ってくれます。