おすすめ高齢者見守りカメラを比較｜正しい選び方まで

「高齢者見守りカメラを使って安否・生存確認を行いたい」
「離れて暮らす親が高齢になったので様子を見守りたい」

様々な理由や背景から見守りカメラの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

本記事では、見守りカメラの基礎知識からメリット・デメリット、選び方まで徹底解説していきます。

また、そもそも見守りカメラが向いている人、向いていない人の判断方法まで紹介したうえで、
向いていないとされる方向けの最適な選択肢まで示していきます。

ぜひご一読ください！

高齢者（介護用）見守りカメラとは

高齢者（介護用）見守りカメラとは、
カメラを使って離れたところで暮らす親などの高齢者を見守ることができるサービスです。

少子高齢化に合わせて、次々と新たなサービスが登場しています。

単純にカメラで遠隔地からライブ映像を確認できるだけでなく、双方向での会話機能や動体検知によるアラート機能など、様々な機能で見守りを実現します。

離れて暮らす親が心配だという方を中心に利用者が急増しているサービスです。

高齢者見守りカメラを利用するメリット

高齢者見守りカメラを利用するメリットは以下の通りです。

• 離れて暮らす親の安否確認ができる
• 孤独死を防ぐことができる
• コミュニケーションの機会が増える
• 転倒があった際などすぐにかけつけられる

上記のように、見守りカメラであれば離れていても安否確認や転倒などトラブルがあった際の即時駆けつけが可能です。また、コミュニケーション機能があるカメラを使えば、親子間での会話の機会増加にもつながります。

高齢者見守りカメラを利用するデメリット

高齢者見守りカメラのデメリットは以下の通りです。

• 他の高齢者見守りサービスに比べて費用が高い
• 見守られる側が監視されているような気持になる
• 使わない機能が無駄になる
• 設置にインターネットや工事が必要な場合がある

高齢者見守りカメラの主なデメリットはコスト面です。

他の種類の見守りサービスに比べて、カメラ機能や動体検知機能、通話機能など搭載されている機能が多い分、
費用は高額な傾向があります。

また、基本的にインターネット環境（Wi-Fi)が必要なものが多い点もデメリットといえます。
製品によっては設置工事が必要な場合も。

他の種類の見守りサービスに比べて導入時の負担が大きい点もデメリットです。

そこまで多くの機能を必要としない場合、他の見守りサービスを利用した方が良いといえます。

また、カメラだと見守られる側の親などが、監視されていると感じる場合もあります。

コスト面も含めて、活動が少なく要介護度が高めの方におすすめのサービスだといえるでしょう。
購入前に話し合って、双方にとって使いやすいサービスを選ぶのが良いでしょう。

▼料金が安い高齢者見守りサービスを知りたい方は下記をご覧ください。

▼インターネット環境・工事不要など導入負担の少ない高齢者見守りサービスを知りたい方は下記をご覧ください。

料金を抑えたい方には電球型見守りサービスのハローライトがおすすめ

料金を抑えて手軽かつシンプルに高齢者見守りを始めたい場合は、ハローライトがおすすめです。

ハローライトは、電球を入れ替えるだけで始められる見守りサービス。

電球のON/OFFで安否確認を行います。毎日使う電球が24時間以上点灯（消灯）しなかった場合にアプリを通じて通知を行います。電球の利用履歴もアプリ上に記録されますので、生活リズムを把握することもできます。

ハローライトの魅力の一つは価格の安さ。

初期費用無料、月額料金1,078円の低価格な見守りサービスです。

クロネコヤマトのサービスなので、電球の入れ替えは無償で代行してもらえます。

インターネットや設置工事もなく、シンプルな機能で始められる高齢者見守りサービスです。

高齢者見守りカメラの選び方

高齢者見守りカメラの選び方は下記の通りです。

• 必要な機能をチェック
• インターネット接続・Wi-Fi環境は必要か
• 設置工事は必要か
• 見守られる側の意向も大切

それぞれ解説していきます。

必要な機能をチェック

見守りカメラによって、搭載されている機能が異なります。まずは必要な機能を

整理したうえで各カメラを見比べてみましょう。

動体検知機能
動体検知機能とは、カメラが見守り対象者の動きを検知した際に通知を送る機能です。
常にモニターを見ているわけにはいきませんので、基本的に必須機能となります。

画角の広さ
カメラによって画角（撮影範囲）の広さも異なります。部屋全体が撮影できるように
水平方向に90度以上の画角をもつ見守りカメラを選びましょう。

夜間撮影（暗視）機能
暗視機能とは。夜間の消灯後でも赤外線等で対象者の撮影を可能にする機能です。
動体検知と組み合わせ俳諧防止などにもつながります。

会話機能
会話機能とは、文字通りカメラを通して双方向なコミュニケーションを可能にする機能です。
対象者はカメラを通じて、見守る側は連携したスマートフォンなどを通じて会話を行います。

温感センサー
温感センサーとは、室内の気温を測定し異常があった場合に通知を行う機能です。
熱中症予防につながります。

搭載されている機能が多いほど、費用も高くなる傾向があります。

予算や必要な機能を整理したうえで、自分たちに合ったものを選ぶようにしましょう。

インターネット接続・Wi-Fi環境は必要か

インターネット接続やWi-Fi環境が必要かどうかも事前に確認しておきましょう。

新たにネットワーク開通工事を行う必要がある場合、手間的にもコスト的にもデメリットが多いです。

また、通信エラーが起きた場合に見守りがうまく機能しなくなるというリスクもあります。

基本的にはインターネット環境を必要としないものがおすすめです。

見守られる側の意向も大切

見守り対象となる高齢者の意向も選定時には重要です。

特に見守りカメラの場合、監視されているような気持になるケースが多く、良かれと思って購入したものが、対象者側からするとストレスになっている可能性があります。

場合によっては、カメラのスイッチを切られてしまい、うまく見守りができないということもあるでしょう、

事前に親など見守り対象となる高齢者とよく話し合い、利用を検討することが大切です。

高齢者見守りサービスの選び方についてさらに詳しくは下記の記事をご覧ください。

おすすめの高齢者見守りカメラ

最後に、おすすめの高齢者見守りカメラを二つ紹介します。

• みまもりCUBE
• TP-Linkタポ　C200

それぞれ解説していきます。

みまもりCUBE

• 初期費用：0円
• 月額料金：5,390円

ラムロックのみまもりCUBEはインターネット不要の高齢者見守りカメラです。

みまもりCUBE自体にSIMカードが搭載されているので、コンセントにさすだけで利用を開始できます。

ライブ映像機能や会話機能、動体検知機能が搭載されています。

動体検知機能はドアを開けるなど、特定の動きを事前に設定し検知した場合に通知を行います。

費用も見守りカメラの中では比較的に安い方です。

TP-Linkタポ　C200

TP-LinkタポC200は、パンチルトが可能な見守りカメラです。

高画質1080pに加えて、双方向通話機能、ナイトビジョン機能、動作検知機能など

多彩な機能が搭載されています。

また、プライバシー機能も搭載されており、対象者側のプライバシーにも配慮された設計です。

デメリットとしては、利用開始にWi-Fiが必要な点です。

BOIFUN ネットワークカメラ

BOIFUN ネットワークカメラは高画質なのがおすすめポイントです。

600万画素なので、リアルな映像をスマホでいつでも確認できます。

機能性にも優れていて、動体や顔、音声検知に対応しています。
さらにズームは8倍まで対応しているので、高齢者の様子を詳細にわたってチェック可能です。

360度全方位を見守ることが可能なので、高齢者がどこにいてもしっかりカバーできます。
赤外線カメラも搭載されているので夜間の場合でも、高齢者の様子を確認できます。

カメラだけでなく、マイクやスピーカーも内蔵されているのが特徴の一つです。
会話もできるので、テレビ電話のような感じで活用できます。

Wi-Fiで接続するので、初期工事なども必要ありません。
この手のカメラを初めて使用する方でも、すぐに慣れるような操作性の良さも評価されています。

スマ見えCAM Robo

スマ見えCAM Roboはスマホで操作できる使いやすさが魅力の高齢者見守りカメラです。

Wi-Fiルーターに接続して、専用のスマホをダウンロードすればすぐにでも使えます。
355度をフォローできているので、これ1台あれば部屋の隅々まで確認できます。

アラート機能も付いていて、動きを検知すると自動的に写真撮影してくれるのもおすすめポイントです。
スマホでカメラの撮影した様子を確認できるので、Wi-Fiの届かないところでも閲覧できます。

モバイルネット通信を利用してネット接続すればいいからです。
スマ見えCAM Roboで撮影した画像や動画は、最大3人まで共有できるのもおすすめの理由です。

つまり複数で高齢者の見守りができます。
家族で見守るのもいいでしょうし、介護スタッフと共有する方法も考えられます。

見守りカメラ　Beseye 

見守りカメラ　Beseyeの特徴として見逃せないのは、マグネット技術を取り入れている点です。

マグネットを使って、どこにでも設置できます。
壁掛けプレートを活用すれば、壁に設置できるので見たい角度で見守りできるわけです。

スマホにアプリをインストールすれば、いつでも高齢者の様子をリアルタイムで確認できます。
スマホのほかにもタブレットで屋内の様子を確認できるので、好きな端末でチェックできるのはメリットといえます。

人感検知機能がついているので、動きが見られれば画像を記録してくれるのもおすすめポイントです。
赤外線暗視機能がついているので就寝中など暗闇の中での異変もしっかりカバーできます。

スピーカーやマイクが搭載されているので、話をすることも可能です。
定期的にコンタクトを取ることで、より詳しい様子を確認できます。

フタワシステム おうち見守りカメラ 

フタワシステム おうち見守りカメラは大事な家族を守つた目の見守りカメラです。

左右355度・上下90度カメラは動きます。
よって部屋のどこに高齢者がいても、その様子を余すところなく撮影できます。

使用時に複雑な設定や設置方法が必要ないので、初心者でもすぐに使いこなせるのもおすすめポイントです。
お手持ちのスマホで簡単に操作できます。

暗視対応しているので、暗闇の中での高齢者の様子もしっかりカバーできます。
モバイルデバイスであれば、基本何でもモニタリングできるのも人気の理由です。

スマホのほかにもタブレット端末やパソコンを使って監視できるので、好きな方法でいつでもチェックできます。

2年間の製品保証がついているので、万が一の不具合でも安心です。

よりみち 見守りカメラ

よりみち 見守りカメラは200万画素1080Pのフルハイビジョンで、美しい映像で見守れるのがおすすめポイントです。

自動追跡機能が搭載されているので、被写体が動いた場合にはカメラが追いかけてくれます。
スマホで様子をモニタリングできます。

スマホの画面をスライドさせれば、その動きに連動してカメラが上下左右に自由に動かせるのも特徴です。
被写体が見えない場合にはスライドさせて、部屋の様子をしっかりカバーできます。

赤外線カメラも内蔵されているので、暗闇の中でも様子を確認できるのも特色の一つです。
マイクとスピーカーも搭載されているので、お互いの音声を確認できます。

テレビ電話のようにコミュニケーションツールとして活用するのもおすすめです。

COOAU 見守りカメラ

COOAU 見守りカメラは600万画素で高繊細な画質にてモニタリングできる見守りカメラです。

非常に機能性に優れているのが特徴で、最新のCMOSセンサーを搭載しています。
カメラは水平に350度、垂直100度まで自由に動かせられます。

さらに最大8倍デジタルズーム機能もあるので、被写体がどのように動いてもカバー可能です。
ズームできるので、画面の拡大や縮小も自由です。

暗視機能も搭載されているので、暗闇の中でも部屋の中の様子を撮影できます。
夜間の容体急変などにも早期発見できるわけです。

別途料金が必要ではあるものの、クラウドにて画像の保存ができます。

SDカードのように残利用料を気にすることなく、画像の収集が可能です。

まとめ

ここまで、高齢者見守りカメラについて解説してきました。

見守りカメラは離れて暮らす高齢者や親、要介護者の様子を映像を通して確認できるサービス。

安否確認に加えて、健康状態などもカメラを通して把握することができます。

一方で導入にWi-Fiが必要な点や見守り対象者が監視されていると感じてしまう点などデメリットも。

見守りサービスを導入するときは家族にマッチしたサービスを選ぶことが大切です。