おすすめ高齢者見守りアプリまとめ｜種類解説から正しい選び方まで

少子高齢化の加速に伴い、高齢者見守りに活用できるアプリも続々と登場しています。

そこで本記事では、高齢者見守りアプリの基礎や種類から選び方、おすすめのアプリまで完全網羅で解説していきます。ぜひご一読ください！

高齢者見守りに活用できるアプリとは？

高齢者見守りに活用できるアプリとは、スマートフォンやタブレットで利用可能な見守りアプリのことを指します。

機器と連動して使うものから単体で活用可能なものまで、様々な種類が登場しています。

高齢者見守りアプリの種類

高齢者見守りアプリには以下のような種類があります。

• デバイス連動タイプ：電球などの別デバイスと連動し安否確認を行うタイプです。
• 単体運用タイプ：アプリ内での操作やスマホの充電状況を使って安否確認を行うタイプです。
• 電話タイプ：スマートフォンによる電話の操作をより高齢者が使いやすくなるタイプです。

現在登場している高齢者見守りアプリには、主に上記のような種類があります。

自分たちの家族にあったサービスを選ぶことが大切です。

高齢者見守りアプリの選び方

高齢者見守りアプリを選ぶときは下記のポイントを確認するようにしましょう。

1. まずは利用目的と親の状況を整理する
2. 親の意向を聞いて製品選びに反映する
3. 利用の手軽さや使いやすさはどうか
4. 費用面で比較してみる

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

①まずは利用目的と親の状況を整理する

まずは、利用目的と親の状況整理からはじめましょう。

高齢者見守りサービスの利用目的は「親の見守り」ですが、より粒度を細かくすると以下のような例が挙げられます。利用目的によって適切なサービスが異なるので、まずは自身の希望がどこに当てはまるか整理しておきましょう。

• 24時間万全の体制で見守りたい
• カメラを使って見守りたい
• 親の健康状態も含めて見守りたい
• 毎日離れたところから手軽に安否・生存の確認ができればいい
• 月に1回安否確認ができればいい

また、以下の項目を中心に親の状況を整理することも大切です。

• 外出の有無や頻度
• スマートフォンや携帯電話が使えるか、普段から連絡を取っているか
• 見守りに対して抵抗感はあるか
• 要介護認定の有無や介護サービスの利用状況・興味

上記を整理しておくことで、スムーズな見守りサービス選びにつながります。

②親の意向を聞いてアプリ選びに反映する

冒頭で説明した通り、親の意向を聞いて製品選びに反映することは大切です。

（一番大切といっても過言ではありません。）

親を思う気持ちから、ついつい見守り体制を強化してしまいがちですが、あまりに万全な見守りだと「監視されている」というように抵抗感を感じてしまう場合も多いです。

よく親子間でコミュニケーションを取ったうえでサービスを選ぶとよいでしょう。

そして理想は、親子で一緒にサービス選びを行うことです。

③利用開始までの手軽さや使いやすさはどうか

高齢者見守りアプリ選定にあたり、手軽に始められるかどうか、使いやすいかどうかも重要なチェックポイントです。

利用開始後のサービスの質が良くても、始めるまでの設置作業や申し込みが大変だと思わぬ手間がとられてしまいがちです。ハローライトなど、設置に工事や電源、Wi-Fiが必要ないサービスもあるのでおすすめです。

また、家族の誰もが使いこなせるシンプルな操作性・簡単さも使い続けるうえでは、重要な項目です。

インターネット環境が不要な高齢者見守りサービスについて詳しくは下記をご覧ください。

④費用面で比較してみる

高齢者見守りサービスを費用面で比較してみるのも大切です。

高齢者見守りアプリもサービスごとに費用が異なります。

やはり見守りが万全であるほど、費用は高くなる傾向にあります。

同じ種類のアプリでも、価格差がある場合は多いので、利用開始前に確認しておきましょう。

高齢者見守りサービスの費用について詳しく下記をご覧ください。

また、高齢者見守りサービスの選び方についてさらに詳しくは下記をご覧ください。

おすすめの高齢者見守りアプリ5選

ここでは、おすすめの高齢者見守りアプリとして下記の5種類を紹介していきます。

• ハローライト
• ピースサイン
• みまもりLITE
• 安否見守りサービスみまもるん
• ラクホン

それぞれ解説していきます。

ハローライト

• 初期費用：0円※買取の場合16,720円
• 月額料金：1,078円※買取の場合0円

料金を抑えて手軽かつシンプルに高齢者見守りを始めたい場合は、ハローライトがおすすめです。

ハローライトは、電球を入れ替えるだけで始められる見守りアプリ。

電球のON/OFFで安否確認を行います。毎日使う電球が24時間以上点灯（消灯）しなかった場合にアプリを通じて通知を行います。電球の利用履歴もアプリ上に記録されますので、生活リズムを把握することもできます。

ハローライトの魅力の一つは価格の安さ。

初期費用無料、月額料金1,078円の低価格な見守りサービスです。
クロネコヤマトのサービスなので、電球の入れ替えは無償で代行してもらえます。

インターネットや設置工事もなく、シンプルな機能で始められる高齢者見守りサービスです。

ピースサイン

• 初期費用：0円
• 月額料金：500円

ピースサインは、毎日1回の画面タップで見守り安否確認を行うことができる見守りアプリです。

見守り機器を必要とせず、スマートフォンだけで見守りを始められます。ただし、画面操作を行う必要があるため、見守り対象者がスマートフォンを使える場合、毎日画面操作を行える場合に推奨されるサービスです。

みまもりLITE

• 初期費用：0円
• 月額料金：0円

みまもりLITEは離れて暮らす家族の、「在宅」と「外出」を見守ることができるアプリです

見守り対象者が在宅か外出か画面操作を行うことで、メールが送信され、離れた場所から高齢の親や子供の状況がわかります。

その他、ワンタッチで簡単棚メッセージを送る機能やボタン操作で緊急通報できる機能、内臓カメラで簡単な動体検知をする機能も搭載されています。

安否見守りサービスみまもるん

• 初期費用：0円
• 利用料金：200円

安否見守りサービスみまもるんは、スマホの充電状況で安否確認を行う見守りアプリです。

アプリをダウンロードしたスマートフォンの無充電状態が長時間続いた際に、家族に通知が届きます。

その他、簡単なタップ操作で家族に緊急通報を行う機能も搭載されています。

ラクホン

• 初期費用：0円
• 利用料金：0円

ラクホンは、子供や高齢者でも使いやすい通話アプリです。

誰でも使いこなせるようにUIが設計されており、スマホの通話機能を使いこなせない人でもラクホンであれば通話可能です。

ラクホンを活用すれば、緊急時の通話が可能になり見守りにつながります。

まとめ

ここまで、様々な種類の高齢者見守りアプリを紹介してきました。

アプリに限らず、高齢者見守りサービスを選ぶうえで大切なことは、自分たちに合ったものを選ぶことです。見守り対象者の状況や移行、費用面、使いやすさなど本記事で紹介した観点を元に最適なサービスを選びましょう。