「高齢者の親がときどきめまいやふらつきを起こすから心配」
「めまいに対する対処法って何かある?」
高齢者のめまいに対して、上記のように悩んでいませんか?
めまいには種類があり、原因には病気やストレスなどさまざまなものがあります。
今回はめまいの種類を解説し、起こる原因を解説します。
めまいによる転倒に関する注意点や、対処法についても詳しく紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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めまいの種類
めまいには「ぐらぐら」「ふらふら」など、さまざまな症状が見られます。
そして、一般的なめまいの種類には、以下の4つがあります。
- 回転性めまい
- 浮動性めまい
- 動揺性めまい
- 立ちくらみ
それぞれの種類の特徴を、詳しく解説していきます。
回転性めまい
回転性めまいとは、周りの景色がぐるぐる回って見えるめまいです。吐き気や耳鳴り、耳が詰まったように感じることもあります。
突然起こることが多く、ひどい場合は立ち上がるのも難しくなるため注意が必要です。
浮動性めまい
「足元がふらつく感じ」や「体が宙に浮いているように感じる」、「雲の上を歩いているような感覚」など、ふわふわとした浮遊感があるのが特徴です。
真っすぐ歩けなくなることもあります。
動揺性めまい
浮動性めまいに似ていて、「くらくらする」ことが多いめまいです。体がぐらつくように感じるため、歩くと不安定になることもあります。
立ちくらみ
立ち上がった瞬間に貧血のようなくらっとした感じや、目の前が暗くなるめまいです。
お風呂から出たときや、男性が立って排尿するときなどに起こることがあります。低血圧の方や子どもによく見られるめまいの一種です。
めまいの原因
めまいの原因には、以下のようにさまざまなものがあります。
- 病気
- 更年期
- 加齢
- ストレス
- 睡眠不足
- 薬の副作用
それぞれの原因が理解できるように、詳しく見ていきましょう。
病気
めまいの症状が現れやすい病気には、以下が挙げられます。
めまいの種類 | 症状が現れやすい病気 |
回転性めまい | ・メニエール病・中耳炎・突発性難聴・前庭神経炎・脳出血・脳梗塞 |
動揺性めまい | ・良性発作性頭位めまい症・聴神経腫瘍 |
まためまいだけでなく以下のような症状がある場合は、脳梗塞・脳出血の可能性があるため、注意が必要です。
- 激しい頭痛
- ろれつが回らない
- 手足や半身のしびれ
- 口周りのしびれ
更年期
女性の場合、更年期の症状のひとつとしてめまいが現れることがあります。
更年期のめまいは、「ふわふわする感じ」や「足元が浮いているような感覚」と表現されることが多いです。
加齢
高齢者に多いのは、加齢によるさまざまな要因が重なって起こるめまいです。
特に70歳以上の方は、高血圧や糖尿病、心臓病、起立性調節障害などの治療を受けていることが多く、こうした病気の影響でめまいが起こることも少なくありません。
また、高齢者のめまいは原因が複雑で特定しにくいといわれています。例えば、以下のような身体の変化が影響することがあります。
- 判断力や記憶力の低下
- 手足の感覚が鈍くなる
- 自律神経の働きが弱まる
- 筋力が衰える
- 薬の代謝が遅くなる
- 視力や聴力、バランスを取る機能が低下する
- やる気がなくなる
- 関節の変形や姿勢の変化(腰が曲がる など)
ストレス
耳鳴りや難聴、ぐるぐる回るようなめまい発作を繰り返すメニエール病は、ストレスが主な原因だといわれています。
性別を問わず、身体的・精神的に疲れやストレスを感じやすい働き盛りの世代に多くみられるのです。
一方で、65歳を過ぎると発症する方は少なくなる傾向にあります。
睡眠不足
睡眠不足や不眠の影響で、内耳が原因のめまいが起こることがあります。
十分に眠れず疲れがたまると血流が悪くなり、耳の奥にある内耳に影響を与えて、めまいが起こりやすくなります。
薬の副作用
めまいの原因のひとつに、薬の副作用があります。
例えば、以下のような薬がめまいに影響することがあるため、注意が必要です。
- 降圧剤
- 抗てんかん薬
- 抗不安薬
- 抗うつ薬
- 抗パーキンソン病薬
- 睡眠薬
また、市販の風邪薬に含まれる成分でめまいが起こることもあります。
薬の影響でめまいを経験したことがある場合は、服用前に成分を確認しましょう。
高齢者に多いめまいとは?
これまで一般的なめまいの種類と原因を解説しました。
では高齢者に多く見られる、めまいの原因や対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。
高齢者に多いめまいの原因として、以下のようなものが考えられます。
- 良性発作性頭位めまい症(耳の奥にある耳石がはがれ落ちることで発症)
- 起立性調節障害
- 脳卒中
- 脱水
- 加齢によるさまざまな要因の影響
特に良性発作性頭位めまい症は、高齢になると耳石がはがれやすくなるため、「高齢になるほど発症しやすい」といわれています。
長時間同じ姿勢でいると起こりやすいため、適度に体勢を変えることで予防につながります。
また、高齢者は複数の薬を服用していることが多く、薬の影響でめまいが起こることもあります。
ただし、自己判断で薬をやめるのは危険なため、めまいの症状が気になる場合は、かかりつけの病院に相談しましょう。
めまいによる転倒に注意しよう
高齢者は加齢によるさまざまな体の変化が原因で、めまいが起こりやすくなります。
特に、起立性調節障害は血圧を調整する機能が低下するため、急に立ち上がったときにめまいが起こるのです。
また平衡機能(姿勢を安定させ運動を円滑に行う身体機能)が低下すると、姿勢や歩き方が不安定になり、何もない場所でもふらつくことがあります。
高齢者が寝たきりになる原因のひとつが「転倒や骨折」です。
そのため、座っているときや寝ているときには適度に体勢を変えること、座ったまま急に立ち上がらないことなど、日常的に注意する必要があります。
以下の記事では高齢者の骨折について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
高齢者のめまいに対する予防方法
高齢者のめまいを予防するためには、以下の方法が効果的です。
- 適度な運動を習慣にする
- ストレスをためない
- 規則正しい生活を送る
- 栄養のある食事をとる
- 水分をしっかり摂る
特に筋力や体力の低下がめまいを引き起こす原因になるため、日常的に適度な運動をすることが予防につながります。ウォーキングは、めまいの予防だけでなく、健康状態を保つためにも有効です。
高齢者のふらつきが不安な場合は、歩行器などを利用して無理のない範囲でウォーキングを進めていきましょう。
また、栄養のある食事も重要です。特に、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・鉄分・マグネシウムなど、自律神経を整えて血行を良くする栄養素を摂ることが、めまいの予防に役立ちます。
以下の2つの記事では、高齢者の歩行器と食事について詳しく解説しています。
高齢者のめまいでよくある質問
こちらでは高齢者のめまいに関する質問にお答えしていきます。
- 高齢者のめまいが続く場合はどうしたら良いですか?
- 高齢者にめまいが起きたら何科に行けば良いですか?
それぞれの疑問点が解消できるように、それぞれチェックしていきましょう。
高齢者のめまいが続く場合はどうしたら良いですか?
めまいが長時間治らずに続く場合、脳に関わる病気の可能性も考えなければなりません。
そのため、脳神経内科や脳神経外科で検査を受けることが必要です。
さらに、めまいと一緒に激しい頭痛や意識がぼやける、ろれつがうまく回らない、体や感覚に麻痺(まひ)がある場合は、脳梗塞などの危険が考えられます。
そのため、すぐに救急車を呼んで病院へ運ばなければなりません。
高齢者にめまいが起きたら何科に行けば良いですか?
高齢者のめまいは、脳梗塞など脳の血流に関わる問題の前兆であることもあります。
そのため、耳鼻科・脳外科・神経内科・循環器科・一般内科の専門医にも相談し、根気強く治療を続けることが大切です。
高齢者のめまいは放置せず早めに対策を
高齢者のめまいは、良性発作性頭位めまい症、起立性調節障害、脳卒中などが原因として考えられます。
予防には適度な運動、規則正しい生活、栄養のある食事が重要です。
めまいが続く場合は脳疾患の可能性もあるため、できるだけ早めに専門医に相談しましょう。
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