<鹿島台自治会・鹿島台防災会の世帯数および体制>
自治会会員数(世帯数):756世帯
役員:11名 民生委員:1名 班長:25名
これまで検討した方法は、どれも高価で複雑なシステムばかり。自治会だけでは取り入れられません。そんな時、民生委員の方より「ハローライト」をご紹介いただきました。「ハローライト」は高齢者見守りシステムですが、二次的な利用として、災害時の「在宅・不在」が判断きるのではと考えました。その上で、わたし達は「ハローライト」が安価でシンプル、自治会でも簡単に取り入れやすい事に驚きました。独居高齢者の見守りもできて、一石二鳥です。
さっそく、高齢者の見守りと災害時安否確認システムとして「ハローライト」の導入を自治会役員内で検討しました。そして自治会の会員や近隣住民に説明会を開催し、延べ87人もの参加がありました。今現在は10名の方に導入し、自治会で毎日安否確認をしております。
「ハローライト」を通じて、普段関わりのなかった世代の違う方と気軽にお話しができるようになったのも嬉しいことです。日々の生活や困り事を知ることができるようになり、地域との繋がりが強くなったように感じます。こんな想定もしていなかったコミュニケーションができるようになるなんて、驚きますね。
昨今、近隣住民の関係が希薄になっている事が問題視されていますよね。あいさつ程度なら良いけど、それ以上は深く関係を持ちたくないという方は少なくないと感じます。隣組という感覚は昭和の遺物で、今の若い人には当てはまらないんだと思います。ゆるく・さりげなく、でもしっかりと「高齢者の見守り」ができる「ハローライト」は今の時代にとてもマッチしたシステムだとおもいます。鹿島台自治会だけではなく、日野市の高齢福祉課や他の自治会にも「ハローライト」をおすすめしていきたいと考えています。