「脳トレって聞いたことがあるけれど、高齢者にどんな効果があるの?」
「高齢者の親が物忘れが多くなってきた気がする」
脳トレにはどのような種類があるのか、本当に効果があるのか、気になっている方もいるでしょう。
そこで本記事では、高齢者の脳トレのおすすめを解説します。
脳トレによって得られる効果も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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脳トレとは
脳トレとは、「脳トレーニング」の略で、脳の機能を向上させることを目的としたトレーニングのことです。
記憶力・集中力・思考力・判断力など、脳の認知機能を鍛える効果を狙っています。
特に高齢者においては 認知症の予防や進行を遅らせる効果がある可能性が示唆されています。
一人暮らしの高齢者の認知症については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
高齢者の脳トレで得られる効果
高齢者が行う脳トレには、以下のようなさまざまな効果が期待できます。
- 前頭前野が刺激される
- 認知機能が維持できる
- 自己肯定感や意欲が向上する
- ストレスを発散できる
- コミュニケーションが深まる
脳トレには、記憶力や判断力といった認知機能を維持する効果があります。認知機能が維持できることにより、認知症の予防も期待できます。
また、脳トレでは頭を使うことに加えて、体を動かすこともあります。 脳は体の動きも担っており、 思考したり運動したりすることで、脳が活発になり認知機能が維持できるのです。
そして高齢者が取り組みやすい簡単な課題やゲームが多く、ストレスを溜めることなく行えます。
少し難易度が上がったとしても問題を解決できることで、充実感が得られるためストレスの発散にもなるでしょう。
さらに漢字の読み書きやなぞなぞは、自分一人で考えずに周りの人と相談することもあります。 相談することで答えを導き出し、お互いに喜びを分かち合えることで、コミュニケーションが深まるのです。
高齢者におすすめの脳トレ10選
ここからは、高齢者におすすめの脳トレ10選を紹介します。
- 計算問題
- 漢字問題
- なぞなぞ
- 早口言葉
- 都道府県クイズ
- 色読みクイズ
- 後出しじゃんけん
- 指折り体操
- 歌クイズ
- 書き順バラバラ
1.計算問題
計算問題は、紙や計算ドリルに書かれた問題を順番に解いていく脳トレです。
最初は、簡単にスラスラ解けるくらいの問題から進めていきましょう。 難しい問題よりも簡単な問題のほうが脳が活性化しやすいと言われています。
取り組む 高齢者の能力によって心地よく進められる問題から始めてみるようにしましょう。
2.漢字問題
漢字問題では、漢字の読み書きをそれぞれ行います 。
「書字」では、正しい書き順を思い出したり書いたりすることで、記憶力や手先の機能向上が期待できます。
また、文字の形を意識して正確に書くことで、物体の構成力を養うことも可能です。特定の部首を教えて、どのような漢字があるかを答えてもらうのもよいでしょう。
「読み」では、四字熟語の意味・読みを答えます。 実際には存在しない漢字を提示してどのように読めそうかを答えてもらうことで、想像力を鍛える練習にもなります。
3.なぞなぞ
なぞなぞは、思考力や想像力を鍛える練習になります。
言葉が本来持つ意味と、違う意味や読み方を考えるため、 思考をさまざまに巡らせられます。
もし答えが間違っていても、回答を聞いて「なるほど!」と納得することで、さらに脳が鍛えられるのです。
4.早口言葉
早口言葉は、普段よりも早く正確に言葉を発する必要があります。
そのため、以下のような幅広い脳の機能が必要になります。
- 言葉を生成する
- 早く発音する
- 正しく発音されているかどうかを判断する
さらに早口言葉を繰り返すことによって唾液が分泌されるので、以下のような効果が期待できます。
- 舌・口の筋肉の向上
- 嚥下機能の改善
- 声量が大きくなることによって呼吸状態が改善
5.都道府県クイズ
都道府県クイズは、「各都道府県の特徴の問題を出して答えてもらう」という脳トレです。
問題で出された特徴と高齢者が知っている知識を合わせることが必要です。
例えば以下のような特徴を提示してみましょう。
- うどんが最も有名なのは?
- 日本一面積が広い県は?
- 山が一番高い県は ?
高齢者が何県なのかをしっかり思考できるように、 さまざまなヒントを出してあげましょう。
また、最初は難しいヒントから提示して、いくつのヒントで答えられたかによって、得点を競うとより盛り上がるでしょう。
6.色読みクイズ
色読みクイズは、色の名前が書かれた文字の色を、高齢者に答えてもらう脳トレです。
以下のように進めていきましょう。
- 黒という文字が白色であれば「しろ」と答える
- 桃という文字が紫色で書かれていれば「むらさき」 と答える
あわてて答えようとすると文字の色ではなく、文字そのものを読むことがあります。 一度立ち止まって「何色で書かれているのか」を考えることで、脳をしっかり鍛えられるのです。
この色読みクイズは、注意力と脳を抑制する練習になります。
7.後出しじゃんけん
後出しじゃんけんは、「相手が出した手よりも少し遅めに手を出す」という脳トレです。
後出しする手を「負ける」「あいこ」「勝つ」の中から指定します。
例えば「今から自分が出す手に、後出しで負けてください」と高齢者に伝え、後出しじゃんけんをします。
慣れてきたら、じゃんけんのスピードを上げて、指定する条件も早く変えていってください。
この後出しじゃんけんにより、判断力・集中力を鍛える効果が期待できるのです。
8.指折り体操
指折り体操とは、両手の指を折りながら1から10まで数えていく体操のことを言います。
両手をパーにして、以下の手順で親指から順番に曲げていきます。
- ①で両手の親指を曲げる
- ②で人差し指を曲げて、薬指まで続ける
- ⑤で小指を折って両手をグーの状態にする
- ⑥で小指を開いて順番に1本ずつ指を開いていく
- ⑩でパーに戻る
高齢者にとって指を1本ずつ動かしていくことは意外と難しいことです。
あわてずにゆっくり進めていき、慣れてきたら少しずつスピードアップしていくとよいでしょう。
指をゆっくり1本ずつ「開いたり閉じたり」を繰り返すことで、脳に刺激を与えられます。
またこの指折り体操は、他の脳トレ前の準備体操として行うのもよいでしょう。
9.歌クイズ
歌クイズは、「 この歌は何でしょう?」と誰もが知っている歌の名前を当てる脳トレです。
比較的簡単なゲームのため、高齢者も楽しい気分で脳トレできるでしょう。
やり方としては、以下のアイテムをまず 準備します。
- ホワイトボード
- 高齢者でもよく知っている有名な歌の音源
ホワイトボードに歌の一部分の歌詞を書いて、曲名を当てていきます。 この時にキーボードなどでの生演奏があれば、より盛り上がるでしょう。
高齢者の場合は思考力が弱まっている傾向にあるため、思い出そうとしてもなかなか出てこないことがあります。 そうなった場合は、曲の一部を歌ってあげたり、ヒントを示したりするなどして、助け舟を出してあげましょう。
ここで大切なのは、最終的には本人に答えを出してもらうことです。考えぬいて自分で答えを出すことで、満足感が生まれます。
正解したら、みんなで歌うことでより盛り上がるでしょう。
書き順バラバラ
書き順バラバラとは、「漢字を書く人」と「回答する人」に分かれて行う脳トレです。
漢字を書く人は一つの漢字を書く際に、 通常の書き順とは全く異なる順番で、ランダムに書いていきます。
その漢字を書いていくときに、回答する人は「書き終わる前にできるだけ早く、何の漢字かを当てていく」というゲームです。
書き順が多い漢字を選択することで、回答者は「何の漢字を書いているんだろう」と一生懸命思考するため、 脳をしっかり鍛えられます。
一方で漢字を書く人も、「どの順番で書いていくと相手が分かりにくいか」と考えることで、脳を鍛えられるでしょう。
書き順バラバラは複数人で楽しめる、おすすめの脳トレです。
まとめ
今回は、脳トレで期待できる効果と、おすすめの脳トレを紹介しました。
脳トレには、認知機能の維持・ストレスの発散・コミュニケーション向上などのさまざまな効果が期待できます。
また脳トレには、都道府県クイズや歌クイズのようなストレスが比較的少なくみんなで楽しめられるゲームもラインナップされています。
今回紹介した脳トレを行って、認知機能を鍛えてコミュニケーション力の向上を図り、充実した生活を送っていきましょう!
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